DV(ドメスティックバイオレンス)は、家庭の中で行われるために、その実像は外からは見えづらいものです。また、当事者でもメカニズムはなかなか理解がしづらく、対策も難しいものです。
今回は、医師の監修のもと公認心理師が、DV(ドメスティックバイオレンス)についてその本当のメカニズムと対応策についてわかりやすくまとめてみました。
よろしければご覧ください。
<作成日2017.5.5/最終更新日2024.5.26>
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この記事の執筆者三木 一太朗(みきいちたろう) 公認心理師 大阪大学卒 大阪大学大学院修士課程修了 20年以上にわたり心理臨床に携わる。様々な悩み、生きづらさの原因となるトラウマ、愛着障害が専門。『発達性トラウマ 「生きづらさ」の正体』など書籍、テレビ番組への出演、ドラマの制作協力・監修、ウェブメディア、雑誌への掲載、多数。 |
この記事の医療監修飯島 慶郎 医師(心療内科、など) 心療内科のみならず、臨床心理士、漢方医、総合診療医でもあり、各分野に精通。特に不定愁訴、自律神経失調症治療を専門としています。プロフィールの詳細はこちら |
<記事執筆ポリシー>
・公認心理師が長年の臨床経験やクライアントの体験を元に(特に愛着やトラウマ臨床の視点から)記述、解説、ポイント提示を行っています。
・管見の限り専門の書籍や客観的なデータを参考にしています。
・可能な限り最新の知見の更新に努めています。
もくじ
・DV(ドメスティックバイオレンス)とはなにか?
・DV(ドメスティックバイオレンス)が生まれる背景とサイクル
・DV(ドメスティック・バイオレンス)を行いやすい人の特徴
・かつてはDV(ドメスティック・バイオレンス)の原因ではないかと考えられていたもの
・”依存症”としての暴力
・DV(ドメスティック・バイオレンス)の加害者のタイプ
・DV(ドメスティック・バイオレンス)への対処法DV(ドメスティック・バイオレンス)への対処法
→家庭内暴力(子が親や家族に暴力)とは何か?については、下記をご覧ください。
▶「家庭内暴力(子が親や家族に暴力)とは何か?原因と治し方」
DVのご相談は、通常は被害者の方からのご相談が多いです。被害者自身も共依存、ハラスメントの呪縛によって関係を続けてしまっているようなケースが多く、トラウマケアなどを通じて呪縛の元を取り除いていきます。加害者については加害の自覚があることが絶対に必要で、自覚がないまま家族の説得で受けたとしても長く続かず「自分が悪くないとカウンセラーも言った」「こんなことをしても効果はない」というように正当化の材料にもされかねません。また、対処法は決してカウンセリングといった心理的なことだけではありません。そのため、まずは被害者ご自身が専門の機関に相談することが必要です。DVなどの問題詳しい弁護士に相談し、別居の上で、警告の書面の送付を行い解決に至る、といったケースもよくあります。
一方、「つい、カーッとなって家族に暴言を吐いてしまう」「手を出してしまう」とご本人からの相談もあります。そうした場合は、自覚がありますので本人をケアすることで改善していくことができます。
DV(ドメスティックバイオレンス)とはなにか?
家庭内暴力とは文字通り家庭の中で行われる暴力全般が含まれますが、一般的に、「DV(ドメスティックバイオレンス)」とは、夫(妻)が配偶者や家族に暴力をふるうことを指します。「家庭内暴力」とは、子が親や家族に暴力をふるうことであり、通常、別々の問題として取り上げられます。しかし、精神科医の斎藤環氏は「DVも家庭内暴力も基本的なメカニズムは一緒」と述べているようにメカニズムは共通するところが多いです。
DVでは、暴力のことを「バタリング」、加害者を「バタラー」、被害者(妻)については「バタードウーマン」などと呼ばれます。
加害者は男性だけとは限りません。女性が暴力をふるう場合も少なくありません。DVでは加害者の4割弱が女性、家庭内暴力では2割が女性であるとされます。
DV(配偶者からの暴力)は、相談件数で令和4年で約12万2千件発生しています(出典:内閣府男女共同参画局)。家庭内暴力は、認知件数で令和3年で年間約4千件発生しています(出典:法務省「令和4年版犯罪白書」)。
暴力とは何か?
暴力とは、まさに身体などに攻撃を加えることもそうですが、暴言、しっせき、説教など精神的な暴力も含まれます。被害者の証言からは、精神的な暴力のほうが影響は大きいことがわかります。
暴力暴言の容認、状況の決定権の独占、(加害者が男性の場合)男性優位の意識がDVにおいては特徴的です。さらに、必ず自らの行為の正当化が行われます。被害者の欠点やミスをあげつらい、暴言、暴力をふるいます。例えば、家事の不備、子育ての不備、性格上の欠点、過去の経歴、親や友達の問題、など。
被害者は、自分の不備を理由にされるので、罪悪感を抱かされて、加害者に責任があることがわからなくなります。よくても、引き分けの乱戦に持ち込まれてしまいます。第三者が介入しても「どちらも悪い」とされてしまうこともあります。
また、周囲の知人に悪評を流して社会的に孤立させたり、経済的な自立を阻んだり、といった狡猾な方法をとられることもあります。
→参考となる記事はこちらをご覧ください。
DV(ドメスティックバイオレンス)が生まれる背景とサイクル
端的に言えば、DVとは、不全感からぜい弱な自我を守るために、力を用いて家族をコントロールしようとすること、その責任を家族(配偶者)の態度のせいだと思い込むこと(正当化すること)と言えます。その背景には、男性によるDVであれば男尊女卑の思想なども正当化を後押しします。
バタリングの研究の第一人者であるダットンも「虐待者が、自己像を維持し、満足するために虐待が繰り返される」としています(ドナルド・G.ダットン「なぜ夫は、愛する妻を殴るのか? バタラーの心理学」(作品社))。
DVの場合は成人ですから、その正当化の方略はたくみ(原因を作り上げて相手に罪悪感を持たせたり)であり、また、家庭の外ではおとなしく紳士であることも多いために、DVを受ける側は原因が自分にあると強く思わされたり、対応が難しくなります。
1.養育環境などの背景
DVの加害者の特徴として、養育環境について
ダットンは、
・父親からの拒絶の感情、穏やかな感情の欠如
・父からの心理的、肉体的な虐待
・母からの拒絶の感情
が大きな要因ではないかとしています。
その他、
・夫婦げんかなどの目撃
・関係性のストレス
も影響を与えます。
近年注目されている愛着形成の不全も重要な要因として考えられます。そうしたことが、パーソナリティのゆがみ(幼さ)を生みます。
→参考となる記事はこちらをご覧ください。
▶「トラウマ(発達性トラウマ)、PTSD/複雑性PTSDとは何か?原因と症状」
▶「「愛着障害(アタッチメント障害)」とは何か?その特徴と症状」
2.不全感を生む環境、きっかけ
DV加害者は家庭の外で市民社会のルールが及ぶところでは紳士的にふるまいますが、実は内心では不全感の根を抱えています。家庭は、本来は安全基地として自らの存在自体を認めて、守られる空間である一方で、他者同士が共同生活を営む空間でもあります。家族と家でも別々の人間であり、価値観も異なります。すべてを受け止めてくれるわけではありません。夫や父親(妻、母親)としての役割も求められます。配偶者も自分の人生やプライベートがあります。
相手には完全に安全基地を求めながらもそのようにはならず、ささいなことから嫉妬や見捨てられ不安を強く感じるようになります。自らの存在が否定されたような恐れから自分を守ろうとする動きが起きます。そのため、家庭という密室化した空間で自分の不全感を癒すためのローカルな秩序を作り出して、そこで配偶者を支配し、力でコントロールするようになります。
(参考)“家庭”という閉鎖的な無法空間
家庭という空間は、市民社会のルールが及びにくい場所です。また、近代化以前に比べると家族の内外を隔てる壁は高く、その中で何が行われているのかは外からは見えづらく、外部が介入できません。
かつてであれば、近所の子どもたちが子守をしたり、近所の人が子どもの扱いについて立ち話で少し触れるだけでも、バランスを取る力があったものが、今は家庭の中に口出しすること自体がかなり立ち入った行為であるとみなされてしまいます。この密着した、閉鎖された空間自体が不全感を後押しします。
→参考となる記事はこちらをご覧ください。
3.暴力と正当化(相手に罪悪感を植え付けて、支配する)
加害者は身体的、精神的に暴力をふるいますが、その原因を「家事の不徹底」「先に傷つく言動をしてきた」「おまえが俺を怒らせる!」など相手のせいとします。
また、被害者もその正当化を真に受け、自身にも問題があると思わされています。そうして、相手に罪悪感を植え付けて相手をコントロールしようとします。DVとは、暴力のみならず罪悪感を受け付けて支配することも含んで成り立っています。加害者もその正当化を真に受けていますから、加害者意識や病識がないことが多く、むしろ自分こそ被害者であるという意識が強いことも多いです。
罪の意識があってもDVのサイクルの中で正当化が生じて、再び相手のせいにしてしまうなどが起こります。そのために治療が続かずに、改善の取り組みをとても難しいものにしています。
4.後悔や反省、あるいは無反省
加害者のタイプによるが、暴力について全く意に介さない場合もあれば、その後猛烈に反省して、後悔し、わびて、被害者を見舞い、更生すると誓う場合もあります。相手の慈悲にゆだねようとします。そのため、被害者は相手を何とか助けなければという気持ちにさせられ、ある種の共依存状態(「歪んだ絆」)になることがあります。家庭内暴力でも、反省や後悔や罪悪感が生まれます。
反省しているからと言って、症状が改善するわけではなく、単なるサイクルが起きているだけです。
5.繰り返し
しかし、現実には改善されず、また、2~4を繰り返すことになります。
DV(ドメスティック・バイオレンス)を行いやすい人の特徴
・自尊感情が低い
・他人の評価に依存する
・自分の行動を正当化、他人のせいにする。
・嫉妬深い
・二重人格のように態度が変わる
・男尊女卑的な価値観(男性の場合)
などが挙げられています。
かつてはDV(ドメスティック・バイオレンス)の原因ではないかと考えられていたもの
・脳の異常なのか?
かつては脳の異常やてんかんなどに原因が求められた時代がありました。しかし、現在では脳の異常に暴力の原因を求める説は否定されています。
・遺伝的な性格気質によるものか?
DVや家庭内暴力については、粗野で暴力的な人が行うというようなイメージに反して、おとなしく、紳士的な人も多いなどから、性格気質に原因を求める説については根拠がないものとされています。
・アルコールなど物質の影響か?
社会のイメージでは、暴力の原因にはアルコールによる酔いがあるのでは?とするかもしれません。しかし、実際はアルコールは原因ではないとされます。アルコールを飲んで暴力をふるうケースもありますが、本当の構造としては加害者が抱える不全感が原因でそれを解消する“手段”としてアルコールと暴力がある、ととらえたほうが適切です。
・男尊女卑などの思想的な偏りによるものか?
フェミニズムなどの立場から、男尊女卑などの思想的な背景により説明されることがあります。しかし、同時代のすべての男性がそうではないということや、同性愛間でも暴力があり得ることなどからすると、十分な説明力を持っているとはいいがたいものです。
別の例でみるとわかりやすいですが、いじめにおいても歪んだ差別意識が主な原因ではありません。差別的な行動はあくまで不全感を解消するための手段として用いられます(つまり、いくら人権教育をしてもいじめは根絶できない)。
DVについても同様に、不全感が暴力となって表れる際に、その時代にある男尊女卑の思想、態度をまとって表現される、ととらえたほうが妥当です。思想的な偏りは、原因というよりは、表現手段や不全感の増幅装置という役割をはたしているといえます。
・社会的な学習理論
社会的な学習とは、親などが暴力をするさまをまねて、自分も暴力をふるう、ということです。これも、単純にまねされるということはないのではないとされています。
どちらかというと、暴力を目撃するなどしたり、不自然な養育環境が背景となり、見捨てられ不安など不全感を喚起されやすくなっていると考えられます。
・養育環境(不安定な愛着、トラウマ)
暴力に至る要因について最も可能性があるものが、養育環境に要因を求めるものです。DV研究の第一人者であるダットンは、・父親から辱められた体験、・母親との不安定な結びつき、・虐待の3つの要素が同時的に絡み合うことが加害者となる可能性を作りうるのではないか、としています。
不安定な愛着やトラウマは、パーソナリティのゆがみ、未熟さ、見捨てられ不安を生むことがわかっています。
→参考となる記事はこちらをご覧ください。
▶「「愛着障害(アタッチメント障害)」とは何か?その特徴と症状」
▶「トラウマ(発達性トラウマ)、PTSD/複雑性PTSDとは何か?原因と症状」
▶「パーソナリティ障害とは何か?その原因と特徴を公認心理師が解説」
”依存症”としての暴力
DVを「暴力し癖」と呼び、ある種の依存症とみなす立場もあります。
依存症との異同は下記の部分です。
→参考となる記事はこちらをご覧ください。
▶「依存症(アルコール依存等)とは何か?その種類、特徴、メカニズム」
<同じ点>
・不全感や見捨てられる不安などが原因
背景に不全感などが想定される点などは依存症もDVも同じです。
・メカニズムの共通性
暴力を行う際に脳内で麻薬のような物質が分泌されると考えられます。不全感などの苦しみを癒す効果や、仕事であれば努力の果てに得られるものである報酬(状況のコントロール、支配)を、短期で得られることで脳内の報酬系システムにゆがみを生じさせます。こうしたことからDVも依存症と似たメカニズムがあるのではないかとされます。
・徐々にエスカレートする
依存症においてアルコールやギャンブルの量が徐々に増えるように、DVにおいても、徐々にエスカレートする傾向があります。
・病識の欠如、否認やわい小化、責任転嫁
自分の行っていることはDVではない、大したことはない、相手が悪い、とすることがあります。
・わかっていてもやめられない
依存症と同様に、DVでも本人が自分が行っていることがおかしいとわかっていてもやめることができません。
・ウソで他人を操る
依存症ではアルコールなど欲しさにウソをつくようになります。
DVでも、ごまかしたり、相手を支配するためにウソをつくことがあります。
・予測できない環境
いつ暴力が起こるのか予測がつかない不安定な環境を作ります。
・家族の役割の決めつけ
依存症においては、依存症患者のために家族の役割がゆがんでしまいますが、DVにおいても自分に都合の良いように家族の役割を押し付けます。
・回復しそうになっても、また元に戻ってしまう
DVには症状にサイクルがあり、自らの問題を認めて更生に取り組む時期もありますが、多くの場合またすぐに戻ってしまいます。
<異なる点>
・底つきがない(起こりにくい)
依存症の場合はエスカレートする先に、精神的、肉体的、社会的な破たんが必ず起こりますが、DVの場合は、加害者も巧妙に隠そうとするために、必ずしも底つきが起こるわけではありません。
・効果が低減しない
アルコールや薬物の場合、使用するごとに効果は低下していきます。同じ効果を得るためには量を増やす必要があります。しかし、DVの場合はそうした低減は見られないとされます。
・被害者と加害者は、「共依存」というわけではない
アルコール依存においては、その家族は依存症患者が依存するのを助ける共依存のような状態にあることが多いとされます。しかし、DVの場合は必ずしもその定式は当てはまらないとされます。ただし、「歪んだ絆」と呼ばれるような暴力された側が加害者に対して歪んだ形で愛着を持たされるような状態は起こる場合があります。
DV(ドメスティック・バイオレンス)の加害者のタイプ
・周期的に感情が爆発するタイプ
DVには、緊張の高まり-暴力-反省、というサイクルがあることが知られていますが、それが見られるのが典型的なタイプです。さながら二重人格のように、優しい時は配偶者を思いやる人間ですが、感情を爆発させるときは別人のように暴力的になります。そして、しばらくすると、反省をして優しくなりますが、また怒りを爆発させと周期的に繰り返します。
・抑制的、回避的なタイプ
自分の感情を過剰にコントロールするタイプで、自分でも何が原因でイライラしているのかがわからないです。
フラストレーションは絶えずありますが表に現れないままに蓄積され、突然、暴力となって表れます。
完璧主義で、相手を過剰に支配しようとしたり、あるいは反対に、相手に対して距離を置き、回避的であったりします。
暴力の方法としては、精神的な虐待や、妻を社会的に孤立されたり、自立を阻んだり、といったことが見られます。
・サイコパスなタイプ
被害者の感情や苦痛、暴力が生む結果への想像力の欠如。過去の問題への反省のなさ。暴力を行っている時も内心は冷静である、などの特徴がある。
DV(ドメスティック・バイオレンス)への対処法
DVは、まずは、被害者側が身の安全を確保することであり、加害者へのケアとは別に考える必要があります。加害者の治療・更生は被害者側や家族の仕事ではありません。あくまで加害者自身の問題であり、専門家に任せることが基本です。
DVはサイクルがあり、被害者が反省したり優しくなる時期があっても、それもDVのサイクルの一つです。その状況に同情してDVのある環境にとどまっていはいけません。
病識を持つことが難しい問題のため、個別のカウンセリングなどではなかなかケアの俎上に乗りにくい問題です。
1.被害者は、基本的には、公的な相談窓口に相談する
DVは、2001年にDV防止法が施行され、公的な機関に窓口ができ、支援が提供されています。
地域にある、配偶者暴力相談支援センター、女性相談センター、精神保健福祉センター、警察署の生活安全課、法務局の女性の人権ホットライン、弁護士会が行っている電話相談などにまずはご相談ください。
※緊急の場合は、警察に通報することもためらうべきではありません。
ただ、公的機関の支援は、基本的に被害者の支援であり、避難場所の提供、離婚を前提とした手続きが行われます。
2.離婚をせずに、家族の再生、加害者の更生を望む場合
次項にもあるように、民間のメンズカウンセリングなどを提供する団体にまずは相談してみましょう。
ただし、上にも書きましたように、加害者の問題は加害者の責任です。加害者の世話を焼き・支援するために自身や家族が暴力を受け続けたり、生活が制限されるということはあってはいけません。
3.加害者側の支援について
民間のメンズカウンセリングなどを行う団体が提供するグループワークに参加することが有効です。
→家庭内暴力(子が親や家族に暴力)とは何か?については、下記をご覧ください。
▶「家庭内暴力(子が親や家族に暴力)とは何か?原因と治し方」
※サイト内のコンテンツを転載などでご利用の際はお手数ですが出典元として当サイト名の記載、あるいはリンクをお願い致します。
(参考・出典)
ドナルド・G.ダットン「なぜ夫は、愛する妻を殴るのか? バタラーの心理学」(作品社)
レノア・E・ウォーカー「バタードウーマン 虐待される妻たち」(金剛出版)
ランディ・バンクロフト「DVにさらされる子どもたち 加害者としての親が家族機能に及ぼす影響」(金剛出版)
ランディ・バンクロフト「DV・虐待加害者の実体を知る あなた自身の人生を取り戻すためのガイド」(明石書店)
豊田正義「DV-殴らずにはいられない男たち」(光文社)
信田さよ子「加害者は変われるか? DVと虐待をみつめながら」(筑摩書房)
味沢道明「DVはなおる」(ジャパンマシニスト社)
田中信市「家庭内暴力 嵐をのりこえるために」(サイエンス社)
大河原美以「怒りをコントロールできない子の理解と援助 教師と親のかかわり」(金子書房)
二神能基「暴力は親に向かう いま明かされる家庭内暴力の実態」(新潮社)
山中 康裕「親に暴力をふるう子どもの心がわかる本」(講談社)
斎藤環「「ひきこもり」救出マニュアル実践編」(筑摩書房)
など